保護者におすすめ絵本を聞かれたときに答えたい「保育士のおすすめ」【その1】

保育園の教材といえば、やはり絵本です。
保護者の方にも「家で読むのにおすすめの絵本はありますか?」と聞かれたことがある保育士さんも多いのではないでしょうか?
導入や入眠時など、様々な機会に読む絵本ですが、絵本というと子どもばかりに目が行ってしまいがちですよね。しかし絵本は子どもと保護者のスキンシップにはとても良いアイテムです。
読み聞かせだけでなく、保護者も絵本を読むと、自然と子どもも絵本を手に取って見る機会が増えるので、子どもだけでなく親にも絵本を進めてみて下さい。
仕事で忙しい中でも、絵本なら10分かからずに読むことが出来ますよね。ぜひ、保護者の方にもおすすめできる、大人の心にも響く絵本を紹介します。

おおきな木

おおきな木(シェル・シルヴァスタイン作・絵/村上春樹訳)出版社:あすなろ書房
小さな男の子はおおきな一本の木が大好きでした。おおきな木も少年が大好きでした。
しかし少年は成長と共におおきな木から離れていきます。時々、戻ってきてくれる男の子をおおきな木は喜んで迎えますが…
少年とおおきな木。
その関係は自分と子ども?もしくは自分と親?切ないほどに感じる木の深い深い愛情にこみあげてくるものが必ずあります。
愛情とは見返りを求めないで与え続けるもの。深い意味を持つ物語を絵本で楽しめます。

しばわんこの和のこころ

しばわんこの和のこころ(川浦良枝作・絵)出版社:白泉社
古の時代から、日本で大切にされてきた「和」の心。
日本文化ってこんなに奥が深くて、そして素晴らしいものなんですね。
そして古き良き知恵は、和やかな心になれるものばかり。親が読んで、是非とも子どもたちへ伝えて欲しいそんな一冊です。
登場する柴犬のしばわんこと三毛猫のみけにゃんが織りなす物語は、読んでいて癒されること間違いなしです。しばわんこシリーズとして続刊があります。

100万回生きたねこ

100万回生きたねこ(佐野洋子作・絵)出版社:講談社
100万回生きて100万回死んだ猫がいました。
王子の猫、船乗りの猫、手品使いの猫。
色んな飼い主に飼われました。猫が死んだとき、飼い主は泣きました。
でも猫は悲しくありませんでした。ある時の猫は誰のものでもない野良猫でした。
そんな猫は一匹の白い猫に恋をします。
自分が好きな猫は、自分を振り向いてくれなかったので、猫は…。
100万回死んでも泣かなかった猫は、愛を知って、家族を得て、そして失って初めて泣くのです。
人を愛するとはどういうことなのか。子どものころに読んだことがある人も多いと思いますが、大人になって読むとこれほどの深い意味の本だったのかと驚くことでしょう。
愛と死とを描いた普及の名作です。

まとめ

いかがでしたか?
次回は引き続き、私が保育園で保護者の方にオススメしてとっても反響が高かった絵本と、おすすめする絵本を選ぶ「コツ」についてご紹介いたします。